会長挨拶
茨城人工透析談話会は、茨城県内の透析施設に関わる医療従事者が知識、技術の向上、新しい透析医療の習得や情報交換を行うために開催されており、令和4年5月時点で県内の全ての透析医療機関88施設が参加しています。
昭和49年10月に学術集会として第1回茨城人工透析談話会が県立中央病院 戸川 潔先生を当番幹事として開催されました。昭和50年以降は年2回の学術集会が開催され、昭和57年からは年1回の年次集会として開催され、茨城県内のほぼすべての透析施設からの参加を得、学術集会での交流と共に、施設長会議として全施設長の会合も併せ実施し現在に至っています。
集会では、透析に従事する医師、看護師、臨床工学技士、管理栄養士、薬剤師、理学療法士や多様な医療従事者が血液浄化療法や腎移植医療における診療の工夫や患者指導の取り組み等を発表し意見交換を行うと共に、最新の透析診療や話題について全国からエキスパートの講師の先生を招聘し講演をいただいております。また日本透析医学会と連携して、透析液水質確保研修も年次集会で2年に1回の頻度で開催しております。年次集会の参加により、日本透析医学会認定医、日本腎不全看護学会DLN(慢性腎臓病療養指導看護師)、日本臨床工学技士認定の単位取得が可能です。また令和3年の第55回茨城人工透析談話会より、参加する医療従事者の診療の発展を奨励する目的でいばらき腎臓財団による褒賞制度が導入され、一般演題の中から優秀な演題が表彰されることとなり、参加者や医療機関のモチベーション向上にもつながっています。
本会の趣旨にご賛同をいただき、引き続きのご支援とともに、茨城県内で透析診療を新たに始める医療機関はぜひ本会へのご入会をお願いいたします。茨城県の透析医療のさらなる発展と腎臓病対策の前進のために、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
令和4年8月
茨城人工透析談話会
会長 山縣邦弘
役員名簿
会 長 |
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副会長 |
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顧 問 |
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監 事 |
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事務局 |
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2024年4月時点